長野県外国人材受入企業サポートセンターの運用開始について
2021年03月15日
令和3年1月13日、長野県行政書士会館にて長野県外国人材受入企業サポートセンターの開所式が行われ、業務が正式にスタートしました。
当センターは、外国人材の採用を希望する県内企業・団体の支援及び県内の大学・専門学校等を卒業後に就職を希望する外国人留学生の県内定着を図ることを目的として、長野県行政書士会が長野県から委託を受けて設置・運営しています。
令和3年3月までは国際部員による相談業務のみの対応となりますが、2月中旬の時点で20件を超える相談を受け付けました。相談の多くは技能実習、特定技能に関するものですが、制度利用の可否を端的にお答えするのではなく、実現への可能性を探るお手伝いができるように、と心がけています。令和3年4月からは入管業務、特に技能実習や特定技能に関する業務を手掛けておられる会員や、社会保険労務士として外国人材受入企業の労務管理に携わっておられる会員の皆さまにもご協力いただき、相談体制を強化していく予定です。寄せられる相談は各社の事情により様々で、日ごろ入管業務を扱う申請取次行政書士や労務管理に携わる社会保険労務士も、慎重な対応と積極的な情報のアップデートが欠かせないと改めて感じます。
4月からは県内の自治体窓口での出張相談、外国人材受入に関する企業・団体向けセミナーの開催も始まります。会員の皆さまには、当センター事業をご周知いただくとともに、円滑な運営にご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
（センター長 赤羽 康志）
