長野県行政書士会

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文化講演会報告

文化講演会報告

2025年01月27日
                           広報業務対策部員 大前進一郎

 

先日、県会が主催した文化講演会が無事に終了しました。多くの方にご参加いただき、講演中も大きなトラブルはなく、成功裡に終えることができました。

今回の講師は、海洋冒険家であり、著名なジャーナリストの辛坊治郎さんでした。辛坊さんの話術は、場面ごとの緩急や強弱を使い分け、聞き手を引き込むものでした。また、ところどころにユーモアや笑いを交えながら広範な話題を取り上げ、その巧妙な構成が最後まで一貫性を保って進行していた点に特に感銘を受けました。

 

 

 

 

                                  

 

印象的な講演内容                               

印象深い言葉として耳に残ったのは「失敗の方が役に立つ」という辛坊さんのメッセージです。この言葉は、失敗を恐れず挑戦することの大切さを強く訴えかけていました。さらに、「何人も必ず誰かに支えられて今がある」という言葉も強く心に響くものでした。

辛坊さんがこう考えるようになった具体的なエピソードとして、自身がヨットの航海中に遭遇した困難を通じて学んだ教訓が挙げられました。海上自衛隊の救難飛行艇に救助された際の経験は、失敗や困難が人を成長させることを実感させるものでした。また、「最後の最後にロープに結び目があったことで助かった」という場面は、辛坊さんの真に迫る話し方によって、大変印象に残るものでした。

 

 

 

 

 

結論と情報の重要性                              

今回の講演では、辛坊さんが「失敗の方が役に立つ」というメッセージに加え、もう一つ重要なテーマとして「情報を見極める力」を強調されていました。多くの情報があふれている現代において、正しい判断をするためには、目の前にある情報の正確さを見極め、選択することが重要だと述べられていました。

辛坊さんは「明日を読むためには、正しい判断は正しい情報から始まる」と述べ、情報の正確さを理解することが将来の決断において非常に大切であることを強く訴えていました。この結論は、講演全体を通じて一貫したテーマとして、参加者に深く印象付けられたことと思います。

最後に、会員の皆様、一般の方、合わせて182名の方にご参加をいただき、本当にありがとうございました。

 

 

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