長野県行政書士会

外国人相談対応連絡会議に参加しました

長野県国際化協会は、長野市内の｢もんぜんぷら座｣にある『多文化共生相談センター』（以下、相談センター）で外国人県民の様々な相談に多言語で対応しています。

協会では、外国人が安心して暮らせるために関係機関が連携して受入環境の整備を進め、相談の対応を円滑に行うための情報交換を実施することになり、行政書士会も今回の連絡会議にお招きいただきました。

会議には、出入国在留管理局、労働局、外国人技能実習機構などの機関や長野県、県内各地の市・町などの自治体、多文化共生に関わる団体のほか、いわゆる｢士業｣からは、当会と弁護士会、司法書士会が参加。

協会事務局長の進行により、相談センターにおける相談状況の説明からはじまり、出入国在留管理局、労働局などからは県内の動向や現状についての報告がありました。

行政書士会としては、在留諸申請の取次などで外国人と接する機会が最も多い士業であること。県をはじめとする各種機関・団体等からの依頼で、相談会や研修会に当会の国際部から相談員や講師の派遣を行った実績があること。出入国在留管理局とは異なる立場で、外国人からの質問や相談に柔軟に対応できることなどを限られた時間の中でお伝えしました。

今回は新型コロナウィルスの影響でオンライン会議となり、次回以降の会議が開催されるのか、どのような形式で行われるのか分からない状況ではありますが、これからも外国人に関することは｢そうだ！行政書に相談しよう｣という機運を高めるためにも積極的に参加し、発言することが大切だと感じました。（伊那支部　吉田　靖史）