長野県行政書士会

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台風19号災害支援ボランティア(佐久市)

台風19号災害支援ボランティア(佐久市)

2020年01月08日
佐久支部では台風19号による浸水被害にあった皆様の罹災証明書申請に係る支援ボランティアを行いました。

佐久市における罹災証明書等交付申請受付は、市役所並びに各支所はもとより、特に被災状況が深刻であった地域5か所に出張窓口(2~3時間程度)を設けて行われました。行政書士会佐久支部では、上田支部からの応援もいただき、当該出張窓口における申請支援と相談業務を担当させていただきました。

申請受付自体は、罹災証明67件・被災証明35件・来場被災者115組と、決して多くはありませんでしたので、行政書士が大活躍という訳にはいきませんでした。また最初の二日間は、市役所職員も自分の事で手一杯であり、我々行政書士とどう接したら良いのか判らないと言う状況だったように感じます。そこで、当初は各会場2名の予定を以後1名として対応しました。

 来場する被災者の相談は、罹災被災証明と同様に農地被害に関するものが多く、市役所職員からは「農地に関しては農政課へ」と、正にお役所対応であったため、「ここできちんとお話を伺い農政課へ繋ぐ」という方法を採るべきと進言し、そのようにしていただきました。被災者に二度手間を掛けさせない、被災者に寄り添うという意味では、多少なりとも被災者支援の一助となったと自負しています。

また、被災者支援が社会貢献の一環であることは当然の事ですが、同時に行政書士という存在を知らしめるためにあるとも考えています。今回の活動においては、現地視察に来られた国会議員から、被災者を前に「行政書士の皆さまもお手伝いくださり」との発言をいただき、また佐久市長からは、NHKの全国放送において「専門職である行政書士にもご協力いただいています」との発言をいただきました。

少なからず「行政書士の存在を知らしめた」と言う意味で、今回の活動は有意義であったと感じています。

(柳田佐久市長から激励を受ける)

 

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