全国女性行政書士交流会
楽しいこと美味しいことお伝えしたいことはたくさんあるのですが、交流会の冒頭での川野登美子さんの話について書きたいと思います。
川野登美子さんは実際に自分の体験した原爆を語りべとして伝える活動をしていらっしゃる方です。
平和記念公園内にある「原爆の子の像」にまつわる「原爆の子の像と6年竹組の仲間たち」というお話をしていただきました。川野さんの一番仲良しのお友達で、原子爆弾により2歳で被爆し12歳で白血病のため亡くなった佐々木禎子さんが、この「原爆の子の像」のモデルです。病状が悪化して学校に通えなくなってきた禎子さんは病床で「千羽鶴を折れば元気になれる」と願って折り鶴を折り続けました。
小学校卒業後、彼女が亡くなりました。彼女の供養のために元同級生が活動を始めました。小さな募金活動はやがて日本中の子どもたちに広がり、1958年5月「原爆の子の像」は建立されました。
今では、恒久の平和への願いの象徴となった「原爆の子の像」には、日本国内、世界中から毎年1000万羽を超える折り鶴が贈られています。川野さんが代表と務める「PEACE MINDS HIROSHIMA」は、その折り鶴をノートに仕立て直し、世界の子どもたちに配布する活動をしています。
私たちの世代は大きな戦争に巻き込まれることもなく、平和しか知らないままに今に至っています。今回のお話を伺って、子どもたちの世代も、その先も平和に過ごせるように何かをしなければいけないと思いました。今すぐには何ができるかわからないのですが、伝える事は出来るかもしれないとこのページを書かせていただきました。下記のホームページ、動画をご覧になってみてください。
松本支部 茂住いずみ
「折り鶴ノートプロジェクト」の活動
http://pm-hiroshima.com/
https://www.youtube.com/watch?v=RwJsfShaXdc&index=1&list=PL9IwpKLRZDpxOpZF-49dw2fIcn3MD8_Gf