第31回全国女性行政書士交流会inいしかわ に参加して
数年コロナ禍のため、休んでいた交流会を令和6年に「石川」でと名乗りを上げて下さいました。その年明け早々に能登半島地震が起き、復興途中のなか 「七夕にお会いしましょう」 と
開催通知が届きました。能登までは応援に行けずとも石川県(金沢)に行くことで少しでも復興
の手助け、交流会への協力になればと参加しました。
基調講演は、上野千鶴子*さんの 「未来に向けて」 ~しなやかに生きていく 私 へ~
講演に先立ち、常住連合会長の祝辞にふれ、会のデジタル推進を強調して述べることは大いに結構ですが、「女性交流会」に来たからには、お世辞にも一言、女性に関することを述べるべきではなかったかと、おっしゃった途端「そうだ!その通り!」と言わんばかり会場が一気に沸き上がりました。感じたことは直ぐ、はっきり声に出して表現する凄さ。さすがジェンダー研究第一人者だと思いました。
講演は、女性の目線から統計や資料に基づき分かりやすく、お話し下さいました。
女性の社会進出の遅れ、この頃は男女共同参画とよく耳にしますが、正直のところ女性の割合の低いことも事実で、当会も然りと・・・
でも、今回参加最高年齢90歳、静岡の方かな?スキップで席に戻る姿、ご一緒に来た方も85歳で負けてはいない。現役だから元気なのか 元気だから現役なのか まだまだ上には上がいるのには刺激を受けました。母娘組、そして若い方々が沢山。会場は色々な女性たちで活気に満ち溢れておりました。
彼女らの力がいつの日か、女性向上の原動力となり、男女の意識改革が進み、平等であり、それぞれの能力を発揮し、自分らしい生き方が出来るよう期待したいです。
新幹線の快適さ、特急しなのの揺れの辛さ、
金粉ソフトにあり付けなかった悔しさ等を思いながら帰路に。
また、ゆっくりと訪れてみたい 金沢 でした。
*認定NPO法人ウィンズアクションネットワーク理事長
社会学者 ・ 東京大学名誉教授
赤毛の小柄なチャーミングな女性でした