令和４年国際部活動報告
2023年02月03日
令和４年、国際部では１１月１４日（月）に東京出入国在留管理局 長野出張所待合室内で「入管コンシェルジェ」を開催し、１４名の外国人の相談、書類作成のお手伝いをすることができました。 令和４年の春以降は、まだまだ新規感染者が増えている状況で、とても収束したという言える状況ではなかったものの、新型コロナウイルスの感染症における政府の新たな活動制限は行われず、通常の社会経済活動を維持した活動ができるようになりました。また、１０月以降は入国制限が大きく緩和されることになり、多くの外国人が日本へ入国することができるようになりました。逆に、これまで日本から出国できなかった外国人も帰国することができるようになり、いままで特例措置として認められていた短期滞在の更新が原則できなくなりました。この点に関して当初混乱する場面もありましたが、徐々に情報が周知され現在は落ち着いています。今回も東京出入国在留管理局長野出張所並びに来庁した外国人申請者の皆さんのお役に立ち、私たち行政書士のＰＲも兼ねた活動ができたと感じております。以前から考えいていてなかなか実現できないでいますが、繁忙期に年に２．３回開催しても良いのではないかと思います。
また、１２月１５日（木）には、恒例となっております長野地方法務局戸籍課、平田圭寿課長さんと東京出入国在留管理局、長野出張所、大宮誠司所長さんを講師としてお招きして長野県行政書士会館３階会議室において研修会を開催しました。国際部では初めて対面とＷＥＢのハイブリッドで開催したところ、対面２０名、ＷＥＢ３５名という大変多くの先生方にご参加いただきました。また、山梨会から２名の先生方、東京会から１名の先生にもご参加いただきました。
戸籍課長さんには国籍取得や帰化について講義していただきました。近年長野県内では帰化を希望する外国人が増えているため大変有意義な講義をお聞きできたと思います。大宮所長さんには最近の入管行政の動向、長野県内の在留外国人の状況、特定技能１号と特定技能以降のための特定活動（４月）に関する実務上の留意点をお話ししていただきました。今後も長野地方法務局戸籍課と東京出入国在留管理局長野出張所との良い関係を維持するためにも継続的に開催していきたいと思います。
国際部長 春日博幸