市民公開講座の報告
第1部市民公開講座は、松本の宮澤優一会員を講師に、講演をしていただきました。講座の内容は身近な問題や具体例が多く、分かりやすい説明だったと好評でした。
第2部無料相談会は、いわゆる親亡き後の問題についてご相談に対応しました。
今回市民公開講座実行計画を立てるにあたり、新型コロナ感染症に対しての対策が最も重要な課題でした。蔓延防止措置の発令や警戒レベルが5以上の場合は会場開催を中止し動画配信のみとすること、コスモス成年後見サポートセンターホームページのQRコードを掲載し、来場が難しい方等に利用していただけるよう動画配信の案内を記載すること、また会場での感染対策の案内などを盛り込み、幾度も手直しをしながらチラシを作成しました。チラシの配布は主に飯田下伊那地区の介護福祉関係の機関や施設に郵送した他、県内各地のコスモス会員にお願いし、4月の広報月間の関係機関訪問の際に配布していただきました。北信地方の方から動画配信について問合わせがあり、手ごたえを感じることが出来ました。
今年度の公開講座開催を担当した南信地区会は、飯田、伊那,木曽の3地区からなり結構広範囲なうえ、コロナ禍でもあり大変ではありましたがメンバーの熱意と協力で開催にこぎつけました。当日は行政書士会旧飯田支部の清水支部長はじめ役員の先生方にご協力いただき、また県内のコスモス会員さんにも遠路応援に駆けつけていただいて、市民公開講座を円滑に進めることが出来ました。
成年後見制度はまだまだ一般市民への周知が不足しています。同時に行政書士が成年後見に携わっていることの認知度も低いままです。今後も成年後見制度の周知、利用促進に向けた広報活動を続けることが私たちコスモス会員の責務であると感じています。
コスモスしなの
南信地区会長 平沢 友子