長野県行政書士会

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建設業許可等に係る受託業務の実施開始について

建設業許可等に係る受託業務の実施開始について

2022年07月22日
令和4年4月1日より長野県の委託を受けて、建設業許可等申請書作成に係る相談窓口業務及び経営事項審査形式審査業務が開始されました。

本委託業務は、審査を長野県庁に一元化することに伴い、比較的規模の小さな企業及び個人事業主のための現地相談窓口並びに審査レベルの標準化と向上を図ることを目的として、運営しています。

 

本業務開始からの相談窓口業務及び経営事項審査業務それぞれの状況についてご報告いたします。先ず相談窓口業務については、各会場によりますが1日当たり0件~4件ほどの相談受付(相談件数4月:16件、5月:6件、6月:16件)となっており、件数的に少し寂しい状況ではあります。相談内容の多くは、許可取得後の更新手続きや変更届に関する申請書の書き方や必要書類のチェックについてであり、基本的にはマニュアルに沿って回答することが主になります。しかし、行政書士として日頃の日常業務で培った経験値を使って有機的なアドバイスを行い、1件でも多く相談者にとってより満足の行く回答ができるように心がけて参りたいと思っております。そして今後、本活動が認知・浸透されて行き、相談者にとっての利便性の向上並びに行政の効率的運営の架け橋になって行ければよいと思います。そのためにも現地対応をしている行政書士が、気づいたこと・感じたことを適宜に発信して行くことが必要だと思います。

次に経営事項審査業務についてですが、決算時期等により件数のばらつきはありますが、(審査件数4月:128件、5月156件、6月:179件)審査業務としては形式的な審査が中心であり、審査員の方々のご尽力により県職員と連携していただき、スムーズな運営となっております。

今後、適宜に研修開催等を行い、1名でも多くの会員の皆さまに相談員及び審査員になっていただき、相談・審査体制をより強化し、サステナブルな活動にしたいと思っております。

                               農林建設部長 奈良木 利邦

 

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