（一社）コスモス成年後見サポートセンター長野県支部（コスモスしなの） との協定締結のご報告
2020年10月14日
本会は、令和２年９月１７日に（一社）コスモス成年後見サポートセンター長野県支部（コスモスしなの）との協定を締結致しました。 コスモスしなのは、平成１９年に設立された特定非営利活動法人長野県成年後見サポートセンター（ＮＳＳＣ）を前身として、平成２５年に日本行政書士会連合会により設立された一般社団法人コスモス成年後見サポートセンターに移行し、その長野県支部となりました。コスモスしなのでは、行政書士による社会貢献活動として成年後見支援を推進するため、毎年新規入会者研修と会員の知識向上のための講習会を実施するとともに、家庭裁判所への受任候補者名簿の提出、各地域の専門職研修会への参加、市民公開講座・介護専門職セミナーの開催などの活動に継続して取り組んでいます。
それに対し、本会では、成年後見活動への行政書士関与の社会的重要性に鑑み、ＮＳＳＣ時代より現在まで、自立に向けて支援金を支給してその財政基盤を整備するとともに、新規登録者研修においての成年後見活動の紹介講座やＳＢＣ「大人の文化祭」への共同参加、コスモスしなのが実施する市民公開講座の後援、家庭裁判所等挨拶回りへの支部役員同行等、活動を支援して参りました。
このような本会、コスモスしなの相互の取組みにより長野県での行政書士の成年後見受任は着実に増え、現在では長野、上田、岡谷、諏訪、伊那各地の成年後見支援センターなどでの運営委員として活動の一翼を担う状況になってきております。
本会は、令和元年９月の日本行政書士会連合会と（一社）コスモス成年後見サポートセンター本部との協定締結を受け、コスモスしなのとの関係性を明確化を行うべく、この度の協定締結を行いました。この協定を礎として、行政書士法の目的に新たに規定された「国民の権利利益の実現」に向け、両団体が協力して行政書士の社会的使命を果たすべく取り組んで参ります。（法務部長 栁澤 誠）
